聖トマス大学を運営する学校法人英知学院は、
平成26年度開設分まで新学部の設置等に関する認可を申請することができない旨の通知を文部科学省より受けたようです。
(文部科学省/2011.08.29)(一部抜粋)
大学、大学院、短期大学及び高等専門学校の設置等に係る認可の基準第2条第1号の規定に基づく期間について(通知)
平成23年8月19日に判明した学校法人英知学院における不正行為(文部科学省への提出書類の記載不備)について、大学、大学院、短期大学及び高等専門学校の設置等に係る認可の基準(平成15年文部科学省告示第45号)第2条第1号の規定に基づき、同法人からの大学等に関する認可申請に係る不認可期間を下記のとおり決定する。
平成26年度開設分の設置等の認可申請までに係る期間
これにより、国際教養学部および健康科学部の2学部の設置にかかる認可申請を取り下げたようです。
(聖トマス大学/2011.08.30)(一部抜粋)
『新学部設置申請についてのお知らせ』
聖トマス大学を運営する学校法人英知学院は、2011年5月、国際教養学部および健康科学部の2学部の設置にかかる認可申請を文部科学大臣に対して行いました。
しかしながら、本年8月中旬、文部科学省より、提出資料の一部に不備があり、そのうちの一部は処分の対象となり得るものであるというご指摘をいただきました。 これを受けて、英知学院は、8月18日に上記2学部の設置にかかる認可申請を取り下げました。
また、本日、文部科学省高等教育局長より処分について通知があり、英知学院は、平成26年度開設分まで、新学部の設置等に関する認可を申請することができないこととなりました。
英知学院は、今回、新学部の設置にかかる認可申請を取り下げ、文部科学省から処分を受けるという事態に至りましたが、聖トマス大学に現在在学している学生の皆様に対して卒業まで安定した教育を継続していくことには何ら変わりはございません。
なお、マイケル・ラクトリン教授は、2011年8月17日付にて聖トマス大学の学長を辞任し、スティーブン・ライアン教授が後任の学長に就任致しました。ライアン教授は、1998年に同大学に着任し、以降、英語教育および異文化コミュニケーション等の科目を担当してきました。ライアン教授は、次期学長が就任するまでの間、暫定的に学長を務める予定です。...(略)...