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北海道大学 公的研究費等の不適切な経理処理について(調査結果)

2014年7月16日
 

北海道大学は、
2011年に札幌国税局による税務調査の際に、研究費の不適切な経理処理に関する指摘を受け、その学内調査の最終報告を公表しています。
(2012年と2013年に調査結果の中間報告を公表しています)

(北海道大学/2014.07.15)(一部抜粋)

公的研究費等の不適切な経理処理について

 本学では,平成23年7月,札幌国税局による税務調査の際,研究費の不適切な経理処理に関する指摘を受けたことから鋭意調査を進め,これまでに平成24年12月に調査結果の中間報告を,昨年11月に平成19年度以降に預け金の記録がある在職教員の平成16年度から平成23年度までの調査結果を公表いたしました。
 このたび,調査委員会において,平成18年度以前にのみ預け金の記録がある在職教員,退職者・転出者の中に不適切な経理処理があったと判断するに至り,本学はこの調査結果を踏まえ,当該教員の懲戒処分を決定いたしましたので,その内容についてお知らせします。
  詳細につきましては,「公的研究費等の不適切な経理処理について」(最終報告)pdfをご参照願います。...(略)...

「『研究における不正行為』『研究費の不正使用』に関するガイドラインの見直し等に係る説明会」資料

2014年3月19日
 

文部科学省では、
「研究における不正行為」「研究費の不正使用」それぞれに係るガイドラインの見直しに関して、改正点及び運用上の注意事項等についての説明会を下記の通り開催しましたが、その資料が文部科学省のサイト上で公開されております。

(文部科学省/2014.03.17)

「『研究における不正行為』『研究費の不正使用』に関するガイドラインの見直し等に係る説明会」資料

//日時//
(1) 平成26年3月13日 (木曜日)10時00分~13時00分
(2) 平成26年3月13日 (木曜日)15時00分~18時00分
(3) 平成26年3月14日 (金曜日)10時00分~13時00分
(4) 平成26年3月14日 (金曜日)15時00分~18時00分
//場所//
国立オリンピック記念青少年総合センター セミナーホール

//資料//
「『研究における不正行為』『研究費の不正使用』に関するガイドラインの見直し等に係る説明会」資料(平成26年3月) (PDF:1034KB)

研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)(平成26年2月18日改正)

2014年3月 8日
 

文部科学省では、
2014年2月18日に「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」の改正を行い、2014年4月から運用を開始するようです。

(文部科学省)(一部抜粋)

研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)(平成26年2月18日改正)

 文部科学省では、平成26年2月18日に「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(平成19年2月15日文部科学大臣決定)の改正を行いました。改正後のガイドラインは、平成26年4月から運用を開始致します。

...(略)...
第2節 適正な運営・管理の基盤となる環境の整備
最高管理責任者は、不正が行われる可能性が常にあるという前提の下で、不正を誘発する要因を除去し、十分な抑止機能を備えた環境・体制の構築を図らなくてはならない。

(1)ルールの明確化・統一化
(実施上の留意事項)
...(略)...
3 ルールの周知に当たっては、研究者、事務職員など、それぞれの職務に応じた視点から、分かりやすい形での周知に努める。また、競争的資金等の運営・管理に関わるリサーチアシスタント等への周知はもとより、競争的資金等の運営・管理に関わるその他の学生などにも広く周知することが望ましい。 ...(略)...

公正な研究活動の推進に向けた「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善について(審議のまとめ)

2014年2月 6日
 

文部科学省は、
公正な研究活動の推進に向けた「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善についての審議のまとめを公表しています。

(文部科学省/2014.02.03)(一部抜粋)

公正な研究活動の推進に向けた「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善について(審議のまとめ)

//新たに盛り込むべき事項等(案)//
(Ⅰ)組織の管理責任の明確化
【組織としての責任体制の確立】
  ○各研究機関における規程・体制の整備及び公表
  ○告発窓口の設置・周知
【調査の迅速性・透明性・秘密保持の担保】
  ○各研究機関における調査期間の目安又は上限の設定
  ○調査等への第三者的視点の導入
  ○告発者の秘密保持の徹底
【各研究機関に対する管理責任の追及】
  ○各研究機関に対する措置の発動(間接経費の削減)

(Ⅱ)不正を事前に防止する取組
【研究活動における不正行為を抑止する環境整備】
  ○各研究機関における一定期間の研究データの保存・公開の義務付け
  ○研究倫理教育の着実な実施
【不正事案の公開】
  ○ 研究活動における不正行為の疑いのある事案が発覚した場合の文部科学省への報告
  ○ 不正事案の一覧化公開

(Ⅲ)国等による支援と監視
  ○各研究機関における調査体制への支援
  ○研究倫理教育プログラムの開発への支援
  ○新たなガイドラインに基づく各研究機関の履行状況調査の実施
  ○各研究機関に対する措置の発動(間接経費の削減)


千葉工業大学 公的研究費等の不適正執行

2013年11月12日
 

千葉工業大学では、
公的研究費等の不適正な執行があったとして経過等を公表しています。

(千葉工業大学/2013.11.08)(一部抜粋)

公的研究費等の不適正使用に係る調査報告

本学の公的研究費等の執行において、不適正使用による会計処理が判明しましたので、ご報告致します。
対象となる不適正使用の概要等は、以下のとおりです。

//不適正使用の概要等//
本学教員計 10 名(うち現職教員6名、退職者3名、物故者1名)は、平成 16 年度から平成21年度までの公的研究費等の執行において、「期ずれ(過年度に納品となっている物品の支払いを当該年度より支出)」、「品転(購入した物品とは異なる品名の請求書により支払いを行う)」、「預け金(平成 17 年度末に架空請求により大学から取引業者に支払いを行わせ、平成 18 年度に預け金を使用した)」等の不適正な会計処理を行っていた。

//経緯等//
平成 24年4月 16日、17日の両日、公的研究費に係る会計検査院の実地検査が実施され、2件の支払いについて疑義が生じ、学内調査(第一次)の結果不適正な経理処理が発覚した。その後、会計検査院の指導により平成18年度(一部平成16年度)から平成23年度までの公的研究費に係る全件について学内で調査するよう指示があり、9月1 日に学外委員を含む調査委員会(第二次調査)を設置した。
...(略).,.

//不適正使用の概要//
・元教授A は、主として平成18 年度に使用する研究用消耗品(157,500 円)を平成18 年1月に前倒しで発注・購入し、その支払いを、平成18年度に入ってから納入したこととして、平成 18 年8月に支払いを行った。私的流用は認められない。
...(略).,.
・准教授Gは、平成19年度の予算執行において、平成18 年度に購入した研究用機器代金の一部支払いとして、合計 422,533 円分を、納品実態の無い研究用消耗品の請求書により支払いを行った。私的流用は認められない。
...(略).,.

京都精華大学 補助金の不適正執行

2012年9月28日
 

京都精華大学では、
補助金の不適正な執行があったとして経過等を公表しています。

(京都精華大学/2012.08.30)(一部抜粋)

補助金の不適正執行に係るお詫び

京都精華大学では、農山村地域の活性化支援活動に対して、農林水産省および近畿農政局からの事業助成金を受給しておりましたが、この度、不適正な執行があったことを確認し、補助金の一部を返還するとともに、当該助成事業の実施責任者および管理監督者の懲戒処分を行います。...(略)...

(京都精華大学/2012.08.30)(一部抜粋)

農林水産省および近畿農政局の助成事業における補助金の返還について

京都精華大学では、農山村地域の活性化支援活動に対して、2008年度から3ヵ年にわたって農林水産省および近畿農政局からの事業助成金を受給しておりましたが、この度、会計検査院の検査において、助成基準に抵触するなどの不適正な支出があることが指摘され、補助金を一部返還することとなりましたのでご報告申し上げます。
本年2月および4月に会計検査院から受けた指摘を契機として、本学が補助事業全般にわたり調査を実施したところ不適正な執行が確認され、これに対する補助金およそ2,200万円を返還いたしました。本学といたしましては、公的資金の執行において引き起こしたこのような事態を重く受け止めております。...(略)...

帯広畜産大学 約4億5千万円の不正経理!?

2011年8月 8日
 

帯広畜産大学では、
総額約4億5千万円の研究費の不正使用の案件について、調査結果を公表しています。

(帯広畜産大学/2011.08.05)(一部抜粋)

公的研究費等の不適切な会計処理に関する調査結果について

...(略)...結果、34 名の現職者が過去に預け金等の不適切な処理を行っていたことが確認された。さらにこれら 34 名の預け金の額及びその財源の特定作業を行うととともに、私的流用の有無について、事情聴取、証拠書類等との突き合わせを行った。本学では、以上の調査結果に基づき、平成 22 年 12 月 24 日に対象者の処分を行うとともに、その内容を公表した。...(略)...

//調査の結果//
○ 不適切経理の事実を確認した額 316,579,553 円(下記「財源別内訳」等参照)
上記のほか、内容を特定できる書類がない平成 14 年度末時点の業者の残高 139,508,002 円を確認し、合計 456,087,555 円を不適切経理認定金額とした。
また、このほかにも本学の会計手続を経ない資金 36,624,768 円が不適切に処理されたことを
確認した。
○ 不適切な処理を行った教員54 名(現職者 34 名、転出・退職者 20 名)...(略)...

[関連ファイル]
公的研究費等の不適切な会計処理に関する調査結果について-帯広畜産大学

~教育・研究機関における「研究費の不正防止」と「情報公開義務化への対応」~(株式会社エデュース)

2010年11月19日
 

株式会社エデュースでは、
下記の通りワークショップを開催するようです。

(株式会社エデュース/2010.11.08)(一部抜粋)

エデュース ワークショップ開催
~教育・研究機関における「研究費の不正防止」と「情報公開義務化への対応」~

//主な内容//
■公開セミナー
 「最近の公的研究費の不正対応の動向について」
 植草茂樹氏
 (新日本有限責任監査法人 シニアマネージャー)

■ソリューション紹介
 1)科学研究費管理システムの紹介 
 <公的研究費の不正利用を抑止するシステム>
 2)研究業績管理システムの紹介
 <情報公開義務化に対応するシステム>


【大阪会場】 
//日時//
2010年12月7日 (火)  13時00分~16時00分
//場所//
 追手門学院 大阪城スクエア6階(大手前ホールC)

【東京会場】 
//日時//
 2010年12月8日 (水)  13時00分~16時00分
//場所//
 中央大学駿河台記念館610号室 
 株式会社エデュース本社セミナールーム


 

広島大学 研究費の不適切使用

2009年5月22日
 

広島大学は、
補助金の不適切な会計処理があったことについての報告とお詫びを公式サイト上に掲載しています。

(広島大学/2009.05.19)(一部抜粋)

研究費の不適切使用について

本学では、税務当局によって実施された税務調査において、物品の納品事実がないにもかかわらず、架空の納品書・請求書を取引業者に作成させ、その書類に基づいて大学側から支払われた代金を当該取引業者が預かり管理しているとの指摘があった。
これを受けて、平成20 年9 月に外部委員として弁護士を加えた「研究費調査委員会」を設置し、
本学で全学的な調査を行った結果、11 名の教員が、いわゆる「預け金」に関わった実態が判明した。...(略)...

聖マリアンナ医科大学 不適切な会計処理があり学長を解任

2009年3月 6日
 

聖マリアンナ医科大学は、
厚生労働科学研究費などの不適切な会計処理があったことについての報告とお詫びを公式サイト上に掲載しています。

なお、学長は本件にかかわっていたとして解任されたようです。
(ただし、不適切な会計処理があったのは学長就任前とのこと。)

(聖マリアンナ医科大学/2009.03.04)(一部抜粋)

公的研究費の不適正使用について

このたび、新聞等で報道がございました、本学における公的研究費の不適正な経理処理につきまして、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます。
 また、公的研究費の管理・監督すべき立場である学長が、就任前とはいえ本件の指摘対象者として不適正な経理処理を行なっていたことは甚だ遺憾であり、責任の重大性を深く受け止めるとともに、今後、大学の社会的責任として、本件の概要を明らかにし、当該研究者への処分を含め、ご報告していく所存です。

//概要//
 平成20年11月18日から同月21日に亘り実施された、会計検査院による公的研究費に係る実施検査の結果、2件3名が関わる公的研究費の経理処理について、不適正な処理があるとの指摘を受け、平成20年12月1日調査委員会を発足させました。
 会計検査院からの指摘内容は、1.前学長(予防医学教授)がおこなった厚生労働科学研究費のうち、平成15年度及び平成18年度の研究費において、経理処理上は消耗品の購入となっているものが、実際は「全国百貨店共通商品券」(以下「商品券」という。)を購入していたものであり、内訳は平成15年度 3,450千円、平成18年度5,500千円、総額8,950千円が不適正経理処理であるとの指摘を受けました。
 2.本学教授(難病治療研究センター教授)が主任研究者で、他の教授(当時難病治療研究センター助教授)が分担研究者となっている、平成15年度私立大学等経常費補助金特別補助に係る経理処理において、消耗品の購入と計上されている研究費のうち、26,000千円の消耗品が翌年度に納入されており、「預け金」に該当すると指摘されました。
以上の事実に基づき、平成15年度以降の公的研究費について、全件調査し報告するよう求められました。
 本学調査委員会は、平成15年度以降の公的研究費に係る研究者152名に対し、採択された研究課題及び受領した研究費について調査いたしました。
...(略)...

独協医科大学 科学研究費補助金を不正プール(2)

2008年6月16日
 

独協医科大学は、
科学研究費補助金などの不適切な会計処理があったことについての報告とお詫びを公式サイト上に掲載しています。

(独協医科大学/2008.01.28)(抜粋)

公的研究助成金の不適切な会計処理問題についてのお詫びとご報告

 先に、新聞等の報道にありましたとおり、本学において公的研究助成金の不適切な会計処理問題が生じました。社会の皆様をはじめ、在学生並びにご父母、卒業生、本学関係者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを衷心より深くお詫び申し上げます。
 ここに今回の問題の概要とこのような不祥事を再び起こさないために講じました改善措置についてご報告申し上げるとともに、公的研究助成金の財源が国民の貴重な税金であることを肝に銘じ、今回策定しました改善措置に基づき公的研究助成金の適正使用に万全を期すことを宣言いたします。

1.本件の概要について
 平成19年4月に会計検査院の実地検査が行われた結果、本学研究者の科学研究費補助金の使用方法に問題がある旨の指摘を受けました。指摘の内容は、複数の研究者と本学取引業者のうちの1社の間で研究者からの発注に対し当該取引業者が実際には納品しないで架空の納品書・請求書を大学あてに発行し、これに基づいて大学が支払った金員が当該業者の銀行口座にいわゆる「預け金」としてプールされ、必要に応じて当該年度から次年度以降に亘って研究用の試薬、消耗品等の購入に当てられたというものです。

 この指摘を受けて、本学は直ちに研究費に係る調査委員会を設置し、所管庁である文部科学省に報告し、関係所管庁の指示のもと実態解明に当たりました。 
 調査の結果、預け金は、文部科学省科学研究費補助金、日本学術振興会科学研究費補助金、私立大学等経常費補助金、科学技術振興機構運営費交付金、日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金、厚生労働省厚生労働科学研究費補助金について行われていたことが判明し、これに関わった研究者の人数は、4名の退職者を含めて総数32名で、内訳は基礎部門で教授4名、准教授6名、助教3名の計13名、臨床部門で教授5名、准教授5名、講師3名、助教6名の計19 名でした。また、預け金の総額は172,071,423円で内訳は次のとおりですが、32名のうちの1名の研究者について平成10年度からの累計で 109,804,479円の預け金が行われ、総額の64%を占めました。

・文部科学省科学研究費補助金関係(18名) 22,864,122円
・私立大学等経常費補助金関係(7名) 27,088,581円
・日本学術振興会科学研究費補助金関係(13名) 31,763,282円
・科学技術振興機構運営費交付金関係(2名) 5,014,638円
・日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金関係(2名) 4,024,309円
・厚生労働省厚生労働科学研究費補助金関係(5名) 81,316,491円

 今回判明した預け金は、次年度の研究活動に支障が生じないようにする方法として採られたものでありますが、調査委員会では、研究者に対する事情聴取、関係帳票の精査を行った結果、預け金はすべて研究目的に使用されており、私的流用はありませんでした。しかし、預け金は公的研究助成金の使用に当たっての極めて重大なルール違反であるため、就業規則に基づき懲戒委員会を設置して当該研究者に対する処分について審議した結果、最高額の1名を諭旨退職(平成19 年10月10日付け)、退職者等を除く23名を減給1か月(10分の1)の処分としました。なお、このうち大学役職者3名は、それぞれ処分の前に役職を辞任しました。また、今回の公的研究助成金の不適切な会計処理について大学としての組織的関与即ち大学からの指示、誘導はもちろん黙認したこともありませんでしたが、大学として早期に発見し対処できなかったことを深刻に受け止め、学長等管理者の責任を問い、学長、副学長(2名)及び事務局長を減給1か月(10分の1)の処分(学長については2か月分返納を自主的に追加)としました(平成19年11月8日付け)。
 なお、今回発生した預け金については、関係所管庁からの返還請求があり次第、加算金等を含め第一義的に当該研究者自身が返還することで取り進めるとともに、不適切な会計処理に関わった研究者は既に平成19年度分として採択されている公的研究助成金の受給をすべて自主的に辞退することといたしました。


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奈良教育大学 研究費で作成したテキストを有料で学生に配布

2008年6月14日
 

奈良教育大学は、
研究費にて作成したテキストを有料で学生に配布し、その収益を国庫に納めず、不適正な行為があったということを公表しています。今後、該当教員については何らかの処分が下されるようです。

(奈良教育大学/2008.06.13)(一部抜粋)

研究費の不適正な取扱いについて(学長談話)

 この度、大学教員が研究費により作成したテキストの配付をめぐり不適正な行為があったことが、判明いたしました。
 このような行為は、教員及び教育者を養成することを目的とした奈良教育大学に対する社会の信頼を損なうものであり、心からお詫びを申し上げる次第です。
 大学における教育研究は、学生諸君をはじめ社会との信頼の上に成り立っています。大学教員は、研究者・教育者として責任ある行動をとることが強く求められており、常に研究費等の適正な取扱に努めねばなりません。
 研究費の取扱については「不正防止推進室」の機能を高め、不正防止計画の策定と実施を通して不正使用等の防止に努めてまいります。...(以下略)...

文京学院大学 公的研究費の適正な運営・管理について

2007年12月28日
 

文部科学省からの「研究費の不正な使用への対応について(通知)」(2006年9月4日付)、「科学研究費補助金に係る不正使用等防止のための措置について(通知)」(2006年1月28日付)、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(2007年2月15日付)に基づき、各大学では公的研究費等の不正防止への取り組みが行われています。

(文京学院大学/2007.11.01)(一部抜粋)

公的研究費の適正な運営・管理について

 本学は、文部科学省の「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」を踏まえ、下記項目について整備し、本学の研究者が公的研究費の交付を受けた場合に、研究機関として適正な運営・管理を行います。


1.機関内の責任体系
 ■最高管理責任者・・・学長
 ■統括管理責任者・・・統括ディレクター(大学事務局長)
 ■部局責任者・・・・・・・各キャンパスディレクター

2.相談受付窓口
 ・申請までの事務処理手続き・・・総合研究所事務担当及び教務グループ
 ・採択後の事務処理手続き・・・教務グループ及び総務グループ

3.意識向上と行動規範
研究者には、公的研究費は国民の税金によって賄われているため、研究者に対する資金であっても、機関管理が必要であるということを、事務職員には、公的資金の適正な執行を確保しつつ、効率的な研究執行を目指した事務を担う立場にあるとの認識を、学内に浸透させます。
研究者及び事務職員の行動規範は、「文京学園教職員倫理憲章」によって定めています。

4.不正防止計画の策定と防止計画推進室の設置
統括ディレクター及び法人事務局長とともに、ガイドラインを踏まえた不正防止計画を策定し、「防止計画推進室」を設置して、不正防止計画の進捗管理に努め、適正な予算執行を行います。

5.不正使用に係る調査の手続き
公的研究費の不正使用に係る調査手続き及び公益通報者の保護についての手続きを定め、透明性を確保します。

6.使用ルール及び不正使用に係る相談通報窓口
公的研究費の使用に関するルール等の相談及び公的研究費の不正使用に係る通報について、統括ディレクター室に窓口を設置します。
  不正使用に係る通報・相談窓口・・・統括ディレクター
  使用ルール等に関する相談窓口・・・ディレクター補佐

7.モニタリング
機関全体の視点から実効性のあるモニタリング及び監査体制を整備します。



同志社大学 公的研究費の不正防止への取組みについて

2007年12月27日
 

文部科学省からの「研究費の不正な使用への対応について(通知)」(2006年9月4日付)、「科学研究費補助金に係る不正使用等防止のための措置について(通知)」(2006年1月28日付)、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(2007年2月15日付)に基づき、各大学では公的研究費等の不正防止への取り組みが行われています。

(同志社大学/2007.11.30)(一部抜粋)

公的研究費の不正防止への取組みについて

同志社大学では、文部科学省の「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(2007年2月15日付け)をもとに、公的研究費の適正な運営・管理および責任体制について検討を進めてまいりました。
このたび、本学では、公的研究費を含めた全経費支出を対象に適正な運営・管理を行うこととして、予算管理ならびに会計等職務の責任体制を明確にするとともに、物品等の調達手続きならびに経費の執行手続き等を見直し、関連する諸規程を体系的に整備いたしました。したがって、本学の予算管理制度ならびに会計処理業務全般に及ぶ大幅な変更となることから、施行日を2008年4月として、教職員全員に周知しているところであります。
今後、以下の取組みに基づき、公的研究費を含む経費支出の運営・管理について透明性と信頼性を確保し、もって教育研究活動のいっそうの充実、発展に努めてまいります。

1.機関内の責任体制の明確化
2.適正な運営・管理の基礎となる環境の整備
3.不正を発生させる要因の把握と不正防止計画の策定・実施
4.研究費の適正な運営・管理活動
5.情報の伝達を確保する体制の確立
6.モニタリングの在り方

上記1~5については、詳細が同大のサイトに掲載されておりますので、そちらをご覧ください。

→続きを読む

島根大学 公的研究費等の不正防止への取組に関する方針

2007年12月20日
 

文部科学省からの「研究費の不正な使用への対応について(通知)」(2006年9月4日付)、「科学研究費補助金に係る不正使用等防止のための措置について(通知)」(2006年1月28日付)、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(2007年2月15日付)に基づき、各大学では公的研究費等の不正防止への取り組みが行われています。

(島根大学/2007.10.23)(一部抜粋)

公的研究費等の不正防止への取組に関する方針等の公表について

...(略)...本学における公的研究費等の適正な管理・運営の在り方について、学長を議長とし、各副学長及び各部局の長を構成員とする部局連絡協議会において協議・検討の上、以下のように対応することとしましたので、公表します。
 今後とも、公的研究費等の適正な管理・運営のため、必要な施策の推進に努めるとともに、研究者はじめ本学構成員が一体となったコンプライアンス体制の構築を進めてまいります。
 
国立大学法人島根大学における研究不正防止への対応について(PDF)
国立大学法人島根大学研究不正防止対策本部規則(PDF)
国立大学法人島根大学における公的研究費等に関する体制(PDF)