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大学職員.net -Blog/News-で“アカデミックハラスメント”が含まれるブログ記事

東京外国語大学 アカデミックハラスメントにより教員が出勤停止3ヶ月の懲戒処分

2010年8月 5日
 

東京外国語大学では、
アカデミック・ハラスメントに該当する行為があったとして、教員が出勤停止3ヶ月の懲戒処分を受けたようです。

(東京外国語大学/2010.08.04)(一部抜粋)

ハラスメント行為等による懲戒処分について

総合国際学研究院准教授(女性、40歳代)に対し、8月4日、出勤停止3ヶ月の懲戒処分と決定し通知した。
准教授は、2008年から2010年までの間に、学部および大学院学生の指導において、ゼミで長時間にわたり叱責し、あるいはインターンシップへの参加を阻止妨害しようとするなど、威圧的な言動を繰り返し、複数の学生に精神的損害を与えたものである。
准教授の行為は、アカデミック・ハラスメントに該当する行為であり、国立大学法人東京外国語大学職員就業規則第34条、第56条第1項第5号に規定する「第31条から第34条までに違反したとき」、すなわち「職員は、ハラスメントをいかなる形でも行ってはならず、この防止に努めなければならない。」に違反することから、同規則第57条第3号に定める出勤停止3ヶ月の懲戒処分とした。

付記
本件に関するセクシュアル・ハラスメント又はアカデミック・ハラスメントに該当する行為の詳細に関わる情報や被害者に関する情報については、被害者のプライバシー等の侵害や被害者に対しての二次被害を与えるおそれがあることから東京外国語大学としては公表を控えます。
...(略)...

修正:当初記事の題名に「教員3名が・・」と記載されておりました。誤りですので、お詫びして訂正いたします。

北海道教育大学 アカデミックハラスメントにより教員3名が諭旨解雇

2009年3月 3日
 

北海道教育大学は、
複数の学生に対して人権侵害であると思われる行為があったとして、准教授3名に対して諭旨解雇の処分をくだしたようです。

(北海道教育大学/2009.02.20)(一部抜粋)

教員の懲戒処分について

当該准教授3名は,共謀して,平成18年度,特に平成19年度から,逆らえない立場にある指導下の学生を自分たちの研究に利用するために,過大な課題を強制し,社会通念上の許容範囲を超えた長時間にわたる活動や深夜・早朝に及ぶ活動を日常的に行わせる等の不当な学生指導を行って勉学を阻害するなど,学生の名誉や尊厳を著しく傷つけ人権を侵害した。その結果,幻覚症状を呈するなど心身の調子を崩す学生を続出させ,しかも確認できるだけで2名の学生を不登校に至らしめた。それにもかかわらず「学生による自主的活動」であると, 称して放置するのみで,不当な学生指導を続行した。加えて,平成20年度に実施した関係委員会による事情聴取による調査への出席を正当な理由なく拒否し,上司の指示・命令に従わなかった。

なお、処分をうけた准教授3名は、地位保全の仮処分を裁判所に申し立てているようです。

大分大学 アカデミックハラスメント、パワーハラスメントにより教員に戒告処分

2008年2月11日
 

大分大学は、
教員及び職員への暴力やパワーハラスメント、及び学生へのアカデミックハラスメントなどがあったとして、当該教員に対し戒告処分を行ったようです。

(大分大学/2008.02.07)(一部抜粋)

教員の懲戒処分について

平成20年2月7日,本学の教員に対して,下記のとおり懲戒処分を実施しました。本学の教員が今回このような不祥事を起こし,誠に申し訳なく思っています。当該教員の行為は,教職員及び学生に対して多大な精神的苦痛等を与えたばかりでなく,教育を行う立場にある教員としてあるまじきものであり,また,教授としての品位を欠く行為であります。今回のことで,本学に対する社会的な信用を大きく失墜させたことは全く遺憾であり,今後は,二度とこのようなことが起こらないように,教員に対する指導監督を強化すると共に教員に対する一層の意識啓発等を行い,資質向上を図り,再発防止に全力で取組んでいきたいと思います。

//被処分者//
大分大学工学部教授

//事実の内容// 
* 同じ学科の教員に対して暴力行為を行った。
* 同じ学科の教員及び職員に対してパワーハラスメントを行った。
* 学生に対してアカデミックハラスメントや環境型セクシュアルハラスメントを行った。

//本学の対応//
平成19年4月にイコール・パートナーシップ委員会へ被害を受けた教員等から苦情申立てがあり,当該委員会で調査等を行い,その結果を基に平成19年9月に教育職員懲戒審査委員会を設置し,審査を行ってきた。その審査結果に基づき,平成20年2月6日開催の臨時教育研究評議会において下記のとおり決定した。

//責任と処分//
(1)処分の理由
 上記の行為により,関係する教職員及び学生に多大な精神的苦痛等を与えた。
(2)処分の内容
 戒告

香川大学 講義をせずに単位認定?

2006年8月 7日
 

香川大学で、講義をせずに単位を認定していたなどとして、教員が懲戒処分になったようです。

一部の報道によると、「学生とうどん屋巡りなどをして講義の開始時間が遅らせた」ということもあったようです。これらあわせて複数名の教員が処分されています。

以下は、一連の報道に関して香川大学のサイトに掲載されているものです。

(香川大学/2006.07.28)

留学生からの訴えについて

 このたびの本学で発生した不祥事により、学内をお騒がせしたことについて学生のみなさんへ深くお詫び申し上げます。

 大学院教育学研究科留学生からのアカデミックハラスメント・差別の訴えについては、学内調査委員会において厳正に調査した上、関係者の処分を行いました。
 この事案は、学生のみなさんとその家族、並びに地域社会の皆様の大学に対する信頼を大きく失墜させるものであり、その及ぼす影響は極めて厳しいものと認識した上で処分を行ったものであります。

 大学として、二度とこのようなことを招くことのないよう、当該教員に厳正な処分を科すとともに教育学部において抜本的な改善策を策定し、失われた社会からの信頼回復を願っている次第です。

 本学としては、関係する教員の処分や改善策を打ち出したことで済んだとは決して思っていません。改善策の進捗状況を把握しつつ、学生のみなさんの勉学に支障が出ないよう、改めて全学的に授業の充実等に取り組んでまいりますので、学生のみなさんは勉学、サークル活動に心おきなく励まれることを希望します。

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三重大学 女性教員がアカハラ

2006年7月22日
 

三重大学で、教授が大学院生に対し、アカデミックハラスメントをしたとして、大学は処分の検討を行っているようです。

(日刊スポーツ/2006.06.27)

三重大医学部女性教授がアカハラ


[関連サイト]
三重大学