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大学職員.net -Blog/News-で“授業評価アンケート”が含まれるブログ記事

『まんがFDハンドブック おしえて!FDマン』Vol.3【授業奮闘編】

2014年4月11日
 

大学コンソーシアム京都は、
教員であれば誰でも身近に感じられるであろう"授業運営・授業実践"に関して焦点をあてたFDハンドブック『まんがFDハンドブック おしえて!FDマン』Vol.3【授業奮闘編】を作成し、1冊 1,000円で販売しているようです。

(大学コンソーシアム京都)(一部抜粋)

『まんがFDハンドブック おしえて!FDマン』Vol.3【授業奮闘編】を刊行しました!

このたび当財団では、文部科学省「戦略的大学連携支援事業」による京都地域FD連携プロジェクトから引き継いだ「まんがFDハンドブック」について続刊となる第3巻を作成、刊行いたしました。

今回の第3巻はテーマを『授業奮闘編』として、大学で教鞭をとるすべての教員を対象に、教員であれば誰でも身近に感じられるであろう"授業運営・授業実践"に関して焦点をあてています。個々の教員が日々の教育活動をどのように準備し、実践し、振り返り、改善を行っているのかについて、教育の現場において積み重ねられてきた経験を共有するとともに、当財団の加盟校における具体的な実践事例を紹介しています。

//内容//
第1 章 授業期間が始まる前に
❶一つ一つの授業とポリシーとの関わり、カリキュラムの中での位置づけ/学習者中心への配慮
Q1: 3つの方針ってなんですか?
Q2: カリキュラムの中での授業の位置づけはどのようにすれば確認できますか?

❷授業設計とシラバス作成
Q3: シラバスはなぜ必要なのですか?
Q4: シラバスを作る際に注意すべき点はなんですか?
Q5: 成績評価の方法にはどのようなものがありますか?

第2章 授業期間が始まって...
❶授業運営の課題Q6: 出欠確認は何のためにしているのでしょうか?
Q7: 授業中のおしゃべりや携帯電話でのメール・私語に悩んでいます。どのような対策をしていますか?
Q8: 授業での板書の際に気をつけていることはありますか?
Q9: 少人数クラスで質問や問いかけをしても学生からの反応が得られず、進行がうまくいきません。どうすれば発言や質問を引き出せるでしょうか?
Q10: グループワークが苦手、集団での活動より個人での学習を好む学生にはどのような対応をとっていますか?
Q11: 各回授業を振り返る際にどのような方法、どのような点に注意していますか?

❷多様な授業・学習スタイルの活用Q12: アクティブ・ラーニングとはどのようなものですか?
Q13: クリッカーを利用すると得られる効果とはなんですか?
Q14: eラーニング教材を作成するときに特別に配慮すべき点はあるのでしょうか?
Q15: プレゼンテーションソフトを使うことによる効果と留意点はなんですか?

第3章 授業以外の時間で学ばせるには
❶授業外学習の促進
Q16: 学生に予習・復習をさせるための工夫にはどんなものがありますか?
Q17: 学生に与える課題設定の際に注意していることはありますか?
Q18: 図書館をもっと授業で活用したいのですが、どのような方法がありますか?
Q19: ラーニングコモンズとはどういうものですか?設置するとどのような効果があるのでしょうか?【加盟校事例紹介】

❷キャンパス外学習の効果Q20: 授業にフィールドワークを取り入れるとどんな学習効果があるのでしょうか?【加盟校事例紹介】
Q21: 海外留学に期待される学びとはなんですか?【加盟校事例紹介】
Q22: インターンシップの学習効果とはなんですか?【加盟校事例紹介】

第4章 授業期間の終わりに
❶授業の振り返り
Q23: 定期試験の作問にあたって注意していることはありますか?
Q24: 授業評価アンケートはどんなふうに活用していますか?

❷科目、コースワーク全体の総括
Q25: 成績評価の際に特に留意すべき点はありますか?
Q26: その他、科目全体の振り返りを進めるために活用できる方法はありますか?

大阪工業大学 携帯電話やスマートフォンなどを利用して授業評価アンケートを実施

2011年11月 7日
 

大阪工業大学では、
携帯電話やスマートフォンなどを利用したICTツール「C-learning」によって、全学生に対して授業評価アンケートを実施したようです。

(株式会社ディスコ/2011.11.02)(一部抜粋)

「授業評価アンケート」を携帯電話・スマートフォンで
大阪工業大学にて、全学(約8,000人の学生)一斉に実施

 就職・進学情報会社の株式会社ディスコは、携帯電話やスマートフォンなどを利用して授業の運営を支援するICTツール「C-learning」(Cラーニング)を大阪工業大学に導入し、同ツールの「アンケート」機能を使って、「授業評価アンケート」を全学(約8,000人の学生)一斉に行いました。携帯電話・スマートフォンを使って行う「授業評価アンケート」を、学生数8,000人程度の規模で全学一斉に実施した例は日本国内ではまだほとんどありません。


◆「授業評価アンケート」にかかる費用と手間を軽減
 「授業評価」は文部科学省が各大学に対し、学生の授業に対する満足・不満足度をはかることで授業改善に役立てるよう指導しています。平成20年度で約8割の大学が実施(*)していますが、アンケートの実施対象は全授業・全学生に及ぶ上、ほとんどの大学は紙媒体(マークシート方式)で行っているため、膨大な費用と手間がかかっています。
 (例として、学生数8,000人規模の大学で6万枚のマークシートを回収、専門業者に読込・集計処理を外注した場合の委託コストは600~700万円かかるケースもあります。また、学内で読込・集計処理を行っている場合には教員・学生へのフィードバックまでに2~3カ月程度かかっているケースもあります。)
 そこで、「C-learning」が備える機能の一つである「アンケート」機能を利用していただくことで、紙のアンケートの欠点を大幅に改善できます。アンケート実施と同時に集計し、教員・学生へのフィードバックがリアルタイムに行える上、導入コストはマークシートの読込・集計を外注した場合の約半額程度です(大学の規模によります)。また、パソコンで学生が回答する方法の場合、授業時間外に回答してもらうことになるため回収率が著しく落ちる例があるようですが、「C-learning」は、授業時間内に、学生が所有している携帯電話・スマートフォンで回答できるため、高い回収率が見込めることも大きな特長です。

 ◆授業運営を支援するツールとしての「C-learning」
 「C-learning」は、授業評価アンケートとしてだけでなく、通常の授業運営を支援するツールとして、シームレスに利用可能です。「アンケート」機能を「アクティブラーニング」や「ミニッツペーパー」として利用したり、「出席管理」機能により授業運営・事務処理の効率化も図れます。「ドリル」「小テスト」機能による資格取得支援、メール連携した「掲示板」機能による情報共有も手軽に行えるほか、全学生の携帯電話のメールアドレスを登録させることで、災害時の「安否確認システム」として活用していただくこともできます。

法科大学院設置計画履行状況等調査の結果等について(平成21年度)

2010年2月 8日
 

文部科学省のサイトでは、
平成21年度の法科大学院設置計画履行状況等調査の結果等について公表されています。

(文部科学省/2010.02.05)(一部抜粋)

法科大学院設置計画履行状況等調査の結果等について(平成21年度)

//総合所見//
 全体的に見れば,調査対象となった18の法科大学院において,それぞれが設定した理念・目的を実現するために,教育課程の質的充実・改善を軸に,設置計画に沿った種々の創意工夫ある取組が行われ,昨年度のアフターケアにおいて付された留意事項にもおおむね適切に対応する努力が払われている。これにより,留意事項を付した法科大学院は6にとどまり,12の法科大学院については留意事項が付されない結果となった。また,本年度の調査対象となった法科大学院について,昨年度においては21項目の留意事項が付されていたが,本年度の留意事項は9項目にとどまっている。
 このように,調査対象法科大学院において,開設以降の経験を踏まえ,教育内容・方法等の改善・充実に向けて,努力が続けられていると評価することができる。
 しかしながら,大規模な法科大学院において一科目の履修学生数の制限,適切な規模のクラス分けが未だ適切に行われていないところがあった。
 また,教育課程の編成・運営状況について,「学修相談」という名目で,その内容が司法試験の対策を目的としていないかが懸念される法科大学院や,授業評価アンケート結果の学生へのフィードバック,授業改善に向けた教員間の情報共有・意見交換など,ファカルティ・ディベロップメント(授業内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研究)について一層の取組が求められる法科大学院も見られた。
 さらに,教員組織の整備状況などについて,未だ専任教員の年齢構成に偏りがある法科大学院が一部残っており,早期の対応が望まれる。
 これらの法科大学院には,今年度の留意事項を踏まえ,適切な創意工夫・改善を期待したい。
 今年度の調査結果を踏まえて留意事項を付した法科大学院は,別紙3のとおりであるが,これらの留意事項は,今年度の調査時の状況に基づくものであることを付言しておく。

なお、調査対象の18の法科大学院のうち、6の法科大学院に留意事項が付されたようです。

→続きを読む

設置計画履行状況等調査の結果等について(平成20年度)

2009年2月 2日
 

文部科学省は、
平成20年度の設置計画履行状況等調査の結果を公表しています。

なお、「設置計画履行状況等調査」は・・・

設置計画履行状況等調査は、文部科学省令及び告示に基づき、大学等の設置認可後、当該認可時における留意事項、授業科目の開設状況、教員組織の整備状況その他の設置計画の履行状況について、各大学からの報告を求め、書面、面接又は実地により調査を行い、各大学の教育水準の維持・向上及びその主体的な改善・充実に資することを目的として実施するものである。

(文部科学省/2009.01.28)(一部抜粋)

設置計画履行状況等調査の結果等について(平成20年度)

...(略)...単位数に見合う授業時間の確保、シラバスの記載内容の統一、教育研究上の目的の規定及び公表、授業評価アンケートのフィードバック、自己点検・評価、情報公開への取組などが不十分であった大学が散見された。これらについては、各大学において、法令等の正しい理解のもとに再度確認し、必要に応じて改善に努めていただきたい。
 この他、大学が当初期待したとおりの学生が極めて少数しか入学しなかったために、教育課程等の大幅な変更を余儀なくされた大学があった。これについては、来年度からの教育課程等の計画の提出を求めて調査した結果、留意事項を付したものであり、当該大学については、今後アフターケア期間を延長して計画の履行状況を調査することとした。
 また、株式会社立大学については、昨年度の留意事項に対して概ね対応しているが、留意事項を付した大学においては、引き続き、留意事項への対応を含め、教育研究活動の環境整備に努めていただきたい。...(略)...

この調査における留意事項をみて、自分の大学はどうだろうかと点検してみるなんてことも有効でしょうね。

[関連サイト]
平成20年度 設置計画履行状況等調査 留意事項

「Campusmate/シラバス」(株式会社富士通九州システムエンジニアリング)

2007年6月 6日
 

株式会社富士通九州システムエンジニアリングの「Campusmate/シラバス」が機能強化され、
「Campusmate/シラバス V2」として販売が開始されたようです。

(株式会社富士通九州システムエンジニアリング/2007.06.04)(一部抜粋)

大学向けの講義公開システム(Campusmate/シラバス)の機能を強化

当社は、インターネットで大学の講義履修情報を学生に公開するパッケージの授業支援・評価機能を強化した「Campusmate/シラバス V2」を開発しました。本製品は本日より富士通株式会社から出荷を開始いたします。

シラバスとは「講義要綱」を意味し、大学における年度始めの講義履修計画を立案、申請するプロセスをシステム化した製品です。2003年4月に発売して以来、全国40校の大学で導入いただき、大学事務の効率化や印刷経費の削減を実現してまいりました。

今回のV2では、さらに一歩進めて講義品質の向上を提案すべく、これまでお客様よりご要望の多かった授業を支援する7つの新機能を盛り込みました。予習・復習を指示する機能やレポート提出を指示・管理する機能などにより、講義を確実にサポートいたします。

また、標準パッケージでの適用パターンを多様化したことで、カスタマイズなしでも導入できるようになっております。さらに大学事務基幹システムである富士通製「Campusmate-J V2」との親和性を高め、データ連携と操作性の向上を図っております。


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ポスト「授業評価アンケート」としての岡山大学の授業実践(高等教育情報センター)

2007年2月24日
 

高等教育情報センターで、
「ポスト「授業評価アンケート」としての岡山大学の授業実践」と題してセミナーが開催されます。

(高等教育情報センター)(一部引用)

教授法・FDシリーズ 7(通算374 回)
学生から教員への“直談判”と“対話力”――
ポスト「授業評価アンケート」としての岡山大学の授業実践


//日時//
 2007年3月22日(木)13:00~16:40

//会場//
 日本教育大学院大学 (東京・麹町)

//参加費//
 30,000 円(消費税込)

//プログラム//
□ 学生発案授業としての「大学授業改善論」――学生力⊆教育改善
 橋本 勝 氏 / 岡山大学教育開発センター教授

□ 学生からの“直談判”を受けて
 中川 忠晃 氏 / 岡山大学 大学院社会文化科学研究科 助教授(法学部兼任)

□大学授業改善論を受講して
 同前 賢 氏 / 岡山大学 経済学部 学生(3年生)

□質疑応答・ディスカッション