『科研費 採択される3要素: アイデア・業績・見栄え』
医学書院
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大学職員に関係のある&必要と思われる情報・ニュースなどをご紹介しております。 (朝や昼休みに軽く読める程度の2、3つの記事を)
文部科学省から科学研究費補助金及び学術研究助成基金助成金のうち、2013年4月1日に交付内定が行われた研究種目を中心に配分結果がとりまとめられた資料が公開されています。
(文部科学省/2013.05.20)(一部抜粋)■平成25年度の科研費の予算の状況について
平成25年度の予算額は、2,381億円で、対前年度185億減(約7.8%減)となりましたが、助成額ベースで見ると対前年度11億円増(約0.5%増)の2,318億円になっています。■科学研究費の平成25年度応募・採択の状況について
<応募・採択状況>
○ 科学研究費の平成25年度(4月現在)の新規応募件数は9万1,626件で、前年同期の8万6,874件より4,752件増加しています。○ 平成25年度(4月現在)の新規採択件数は2万5,151件で、前年同期の2万4,673件より478件増加しており、新規採択率は27.4%で、前年同期の28.4%よりやや低下しています。
○ 平成25年度より「若手研究(B)」については、研究計画が新興・融合的で、複数の分野での審査を希望する場合に、審査希望分野として二つの細目を選択できるようにしましたが、複数細目を選択したのは「若手研究(B)」の応募者のうちの20.8%(4,219件)で、採択件数は1,252件(新規採択率29.7%)でした。
○ 今後、「特別推進研究」、「新学術領域研究(研究領域提案型)」、「基盤研究(S)」、「研究成果公開促進費」の一部、及び「研究活動スタート支援」の研究課題(新規採択分)の配分結果が加わります。
<配分額>
○ 科学研究費の平成25年度(4月現在)の新規採択分の配分額(直接経費)は約560億円で、前年同期(約566億円)に比べ約6億円減少していますが、新規採択分と継続分を合わせた配分額(直接経費)は約1,570億円で、前年同期(約1,550億円)より約20億円増加しています。また、直接経費と間接経費を合わせた配分額は新規採択分で727億円、継続分と合わせると約2,039億円となっています。○ 1課題当たりの平均配分額について見ると、平成25年度(4月現在)の新規採択分は222万6千円で、前年同期(229万6千円)より7万円低くなっています。また、新規採択分と継続分を合わせた平均配分額は222万5千円で、前年同期(228万1千円)より5万6千円低くなっています。
○ 平成23年度より基金化された3研究種目の新規採択分について見ると、1課題当たりの研究期間全体での平均配分額(直接経費)は、319万8千円となっており、昨年よりも12万9千円低くなっています。
ぷらっとホーム株式会社が運営する通販サイト「ぷらっとオンライン」では、
科研費払い購入した購入者に対して、カップラーメン1箱(12食入り)をプレゼントするというキャンペーンを行っていました。
(ぷらっとオンライン)(一部抜粋)科研費払い会員急増中!科研費払いで1万円以上購入するとカップ麺1箱プレゼント!
日頃よりぷらっとオンラインをご愛顧頂きまして誠に有難うございます。
ぷらっとオンラインでは、学校・官公庁・研究機関に所属する多数のお客様に科研費払いでのお取引きをご利用頂いております。
そこで、感謝の心を込めまして科研費払いでご購入頂いたお客様にカップラーメン1箱(12食入り)をプレゼント致します。
さらに新規で科研費払いを申請して頂き、ご購入されたお客様には、もう1箱プレゼントします。//キャンペーン内容//
期間中に科研費払いで1回の注文10,000円以上の場合、先着200名にカップラーメン1箱(12食入り)をプレゼントします。新規会員には、さらに1箱プレゼントします。
しかし、下記の通りキャンペーンは終了したようです。
(ぷらっとオンライン/2011.02.14)(一部抜粋)「ぷらっとオンライン」による販売キャンペーンに関する事実関係及び販売キャンペーンの終了について
平成23年1月26日より開始した研究者を対象とした後払い決済販促キャンペーン(以下 本キャンペーン)の販売方法に関するご指摘をいただいたことから、その事実関係を調査してまいりました。
研究者の方々への応援をテーマに本キャンペーンを行ってまいりましたが、インターネット上にて様々なご意見・ご指摘をいただいたこともあり、調査の結果、弊社として法令上の問題は無いものと判断しておりますが、このたび本キャンペーンを終了することとなりました。...(略)...
平成21年度の科学研究費補助金は、
約5万9千件が採択され、総額約1,584億円が交付されるようです。
(文部科学省/2010.02.01)(一部抜粋)平成21年度の科学研究費補助金(科研費)は、応募のあった約13万8千件の研究課題のうち、ピア・レビューによる厳正な審査を経て、約5万9千件を採択し、総額約1,584億円(直接経費)を交付しました。このうち、新規採択分については、約10万4千件の応募に対し、約2万6千件を採択し、総額約679億円(直接経費)の交付となっています。
新規応募件数は、前年度より161件(0.2%)減、採択件数は2,238件(9.5%)増でした。また、採択率は、前年度より2.2%増の24.9%となりました。
目白大学は、
科学研究費補助金の不適切な使用があったとして、教員に対し戒告及び減給の懲戒処分を行ったようです。
(目白大学/2008.10.01)(一部抜粋)本学は、平成20年6月、内部通報により、本学経営学部教授(68歳)による科学研究費補助金の不適切な使用の疑いを把握しました。今般、学内学術研究倫理委員会の調査結果に基づき、文部科学省に報告するとともに、懲戒処分を行いましたので、下記の通りお知らせ申し上げます。
//不適切使用の概要//
当該教授の平成17年度科学研究費補助金による海外出張の一部が、研究のための出張とする必然性が低く、この部分に関して研究費の不適切使用と判断した。//懲戒処分の内容//
本学の就業規則に基づき、始末書を提出させ戒告及び減給を行った。
その際、当該教授は、不適切使用と判断された海外出張に係る旅費等経費総計約52万円を全額返還すると表明した。
広島大学の高等教育研究開発センターが、
下記の日程で大学事務職員研修会を開催するようです。
参加費は無料とのことですが、定員は40名のようです。
参加を予定されているかたはお早めに・・・。
(広島大学高等教育研究開発センター/2008.01.08)(一部抜粋)2月4,18,25日開催:大学事務職員研修会(模擬授業)受講生募集
このたび、当センターでは大学事務職員の能力開発ための大学院レベルでの模擬授業を、本年2月、東京にて開催することになりました。これは、山本センター長が実施中の科研費による「大学事務職員のエンプロイヤビリティー向上方策のための調査研究」の一環として行うものです。 模擬授業を通じて、大学事務職員の能力開発の在り方を考えてまいりたいと思います。なお研究の一環という関係上、参加の皆様にいろいろお尋ねすることや簡単なレポートを書いていただく場合もありますので、あらかじめご了承ください。
//日程//
2008年2月4日、18日、25日//会場//
キャンパス・イノベーション・センター東京 (田町)//主な内容//
■2月4日(月)
18時~ 「高等教育を巡る環境変化~事務職員の能力開発の必要性」
山本眞一 氏(広島大学高等教育研究開発センター長・教授)19時30分~「国立大学の財政と財務~マクロ環境変化へのミクロ環境での対応」
島 一則 氏(広島大学高等教育研究開発センター准教授)
■2月18日(月)
18時~ 「学生支援業務と職員~諸外国の事例を参考として」
大場 淳 氏(広島大学高等教育研究開発センター准教授)
19時30分~「授業改善の工夫と教務職員の役割」
北垣郁雄 氏(広島大学高等教育研究開発センター教授)
■2月25日(月)
18時~ 「学生募集方針(アドミッション・ポリシー)設定・再考と事務職員の役割」
大膳 司 氏(広島大学高等教育研究開発センター教授)
19時30分~「高等教育政策と大学経営」
鈴木敏之 氏(文部科学省高等教育局企画官)
独協医科大学は、
科学研究費補助金など約1億7200万円を不正にプールしていたようです。
(MSN産経ニュース/2007.10.27)
(asahi.com/2007.11.09)
平成19年度の科学研究費補助金は、
約5万6千件が採択され、総額約1,604億円が交付されるようです。
(文部科学省/2007.10.30)(一部抜粋)平成19年度の科学研究費補助金(科研費)は、応募のあった約13万2千件の研究課題のうち、ピア・レビューによる厳正な審査を経て、約5万6千件を採択し、総額約1,604億円(直接経費)を交付することとなりました。このうち、新規採択分については、約9万9千件の応募に対し、約2万4千件を採択し、総額約682億円(直接経費)の交付となっています。
新規応募件数は、前年度より2,384件(2.3パーセント)減、採択件数は324件(1.4パーセント)増でした。また、採択率は、前年度より0.8パーセント増の24.3パーセントとなりました。
なお、新規採択分における大学別の採択件数上位は、
1.東京大学
2.京都大学
3.東北大学
4.大阪大学
5.九州大学 です。
宇都宮大学では、
今年度から科学研究費補助金(科研費)を申請しない教員に対して、大学からの研究費を減額するらしい。
(asahi.com/2007.06.28)
文部科学省は、年4回の「科研費NEWS」の発行するようです。
(文部科学省/2007.06.25)(一部抜粋)科学研究費補助金に関するニュースレター(「科研費NEWS」)の発行について
文部科学省及び独立行政法人日本学術振興会が交付する科学研究費補助金(科研費)は、大学等で行われる研究者の自由な発想に基づく研究(学術研究)を支援する競争的資金であり、我が国の科学技術の進展を支える重要な役割を担っています。
科研費では、現在、約1,900億円の予算により、年間約5万件の研究課題を支援しておりますが、科研費で支援した学術研究の成果等について、国民の方々に広く知っていただくことを目的に、このたび、ニュースレター(「科研費NEWS」)を発行することといたしました。このニュースレターが、科研費に対する皆様の御理解を深めていただくことにつながることを期待しております。
東京大学は、
RNA関連論文の捏造疑惑がもたれていた多比良教授と助手の2名と、
監督責任として当時の研究科長らに処分を下したようです。
(東京大学/2006.12.27)(抜粋)東京大学は、本日付けで、大学院工学系研究科所属の教員が信ぴょう性と再現性の認められない多数の論文を共同で作成・発表していたことに関し、下記のとおり懲戒処分等を発令した。
◎当事者責任
工学系研究科 教授 多比良 和誠 懲戒解雇
工学系研究科 助手 川崎 広明 懲戒解雇
◎指導監督等責任
前・元工学系研究科長(2名) 訓告
前・元工学系研究科化学生命工学専攻長(3名) 訓告
論文の不正疑惑がもたれている東京大学の大学院工学系研究科の多比良和誠教授(と助手)に対し、科学研究費補助金(科研費)を交付しないことを文部科学省が決めたようです。
報道によると、
疑惑が解消されるまでの留保、ということ。
なお、東京大学による「本学教員のRNA関連論文における実験の再現性に関する調査報告」でも、白か黒かの結論にはなっていない。
大阪大学を中心に取り組まれている「大学国際化の評価指標策定に関する実証的研究」では、研究の成果報告をおこなうため、国際シンポジウムを開催するようです。
【日時】2006年1月14日(土) 10:00~17:00(開場・受付9:30~)
【場所】千里朝日阪急ビル4階 A&Hホール
http://www.senri-asahi-hankyu-bld.co.jp/index.htm
大阪府豊中市新千里東町1丁目5番3号
【参加申し込み】
1月6日(金)まで
科学研究費補助金(通称、科研費)からみる全国大学総合ランキングとは、なかなかすごい切り口ですね。
ある意味、これを見ると、どの大学で「研究」がどれだけ行われているかわかるかもしれませんね。