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大学職員.net -Blog/News-で“著作権”が含まれるブログ記事

関西学院大学 FD講演会「大学の授業と著作権について」を開催

2023年7月24日
 

関西学院大学は、
2023.8.31に「大学の授業と著作権について」というテーマにてFD講演会を開催するようです。

(関西学院大学/2023.07.21)(一部抜粋)

2023年8月31日(木)FD講演会「大学の授業と著作権について」を開催

■プログラム
主題:「大学の授業と著作権について」
日時:2023年8月31日(木)13:30~14:30
講演:武田 俊之 関西学院大学 高等教育推進センター 教育技術主事

■事前申し込み制

■実施方法
 オンライン方式(Zoom/Webinar)
■対象
 大学教職員のみなさま
■定員
 制限なし
■参加料
 無料


近畿大学 著作権侵害により教員が懲戒処分

2019年8月15日
 

近畿大学は、
著作権侵害(複数の広範な無断転載)が確認されたため、教員を諭旨解雇とすることを決定したようです。

(近畿大学/2019.08.06)(一部抜粋)

教員の懲戒処分について

学校法人近畿大学は、本学法学部教員による著作権侵害について調査しておりましたが、複数の広範な無断転載が認定されたため、下記のとおり当該教員を諭旨解雇とすることを決定しました。当該教員は、本学懲戒委員会での審議を経て、学校法人近畿大学職員就業規則第53条に定める懲戒事由「刑罰法規に該当する行為等、職員として不適当な行為をしたとき。」等に該当することが認められましたので、本処分としました。また、当該教員の上司にあたる法学部長他2名を減給としました。
 無断転載された著作者、出版社をはじめとして、多方面に多大なるご迷惑をおかけし、また学生に対しては、結果的に著作権を侵害したテキストで授業やガイダンスを行っていたことについて、大学として心からお詫び申し上げます。
 今後、再発防止に向けて教職員のコンプライアンス遵守を徹底してまいります。...(略)...

文部科学省における再就職等規制違反

2017年1月21日
 

文部科学省では、
内閣府再就職等監視委員会の調査を受け、再就職に関する国家公務員法違反行為が発覚したようです。

(文部科学省/2017.01.20)(一部抜粋)

文部科学省における再就職等規制違反について

 このたび、1月19日に文部科学省が内閣府再就職等監視委員会の調査を受けて、再就職に関する国家公務員法違反行為があり、国民の皆さまに、文部科学行政に対する信頼を著しく損ねたこと、心よりお詫び申し上げます。

 本事案は、一昨年に、当時の高等教育局長が大学に対し、在職中に求職活動を行い、それに関して人事課の職員がその大学に職員の情報を提供するなどの事実があったものです。また、その他にも9件違法と認められる事実があり、さらに、その事実を隠すために再就職等監視委員会に虚偽の報告を行ったものです。

 文部科学省では、1月20日、幹部級職員の会議で、私から本件を厳粛に受け止め、関係した職員への厳正なる処分などの訓示を行いました。

 また、自ら襟を正し、組織をあげて是正していくための徹底した調査などの再発防止策を行うことを発表しました。

 早急に調査を完了し、省全体を挙げて再発を防止していくとともに、文部科学行政に停滞を来さぬよう、業務に取り組み、皆さまの信頼回復に努めてまいります。

 平成29年1月20日 文部科学大臣 松野 博一

(早稲田大学/2017.01.20)(一部抜粋)

内閣府再就職等監視委員会が公表した調査結果について

本日、内閣府再就職等監視委員会(以下、「委員会」という)から調査結果および文部科学省への処分・是正勧告が公表されました。

本学は、大学自らが大学のあり方を探求していくことを目的として2014年に大学総合研究センターを設置し、自律的、持続的な大学改革を推進するため、センター設立当初から、高等教育行政に精通した人材を求めていました。同センターは、元高等教育局長が高等教育に関する高い識見および著作権制度についての優れた教育・研究業績を有しており、本学教授(任期付)としてふさわしいと判断し、採用を決定いたしました。

この教員採用は、「教員としての採用は再就職等規制に抵触しない」あるいは「早稲田大学における正規の採用手続きが文部科学省退職後に開始されたものであれば問題ない」という文部科学省大臣官房人事課の見解に基づいて、元局長が文部科学省を退職した後に、所定の手続きに則って、進められたものです。

しかしながら、委員会の指摘するように、文部科学省大臣官房人事課を通じて、退職直前の高等教育局長に関する情報提供が本学人事部にあり、文部科学省および元局長の当該行為が国家公務員法第106条の2第1項および第106条の3第1項に違反するものと認定されました。

再就職等規制に関する本学の理解が不足していたことにより、文部科学省の違法な斡旋行為を止められなかったことについては、反省しております。

さらに、その後の委員会調査の過程において、本学人事部担当者は、1回目の事情聴取では、文部科学省の依頼に基づき、同省作成の想定問答に沿って供述しましたが、事の重大性に鑑み、2回目以降は自ら積極的に事実を供述し、委員会の調査に真摯に協力しました。本学としても、一時的ではあれ、委員会の調査を混乱させたことについて、関係各位にお詫び申し上げます。

なお、本学としては、少なくとも2008年の改正法施行後は、文部科学省出身者を専任の教授として採用したのは初めてであり、不当な癒着はありません。また、今回の採用の前後を問わず、文部科学省との関係で、不適切な利益供与・便宜供与を求めたこともなければ、これを受けたことも、一切ありません。

本学は、委員会が公表した調査結果を真摯に受け止め、国家公務員の再就職等に関わるガイドラインを遵守し、私立大学と文部科学省との関係にあらぬ疑いを抱かれ、国民全体、学生、教職員の高等教育に対する信頼を失うような事態が生じることがないように万全の対応を徹底してまいります。

2017年1月20日
早稲田大学

第2回千葉大学アカデミック・リンク・セミナー(千葉大学)

2011年7月 5日
 

千葉大学では、
「求 む 、 電 子 書 籍 !―海外出版社の電子書籍戦略と大学教育における活用―」というテーマで下記のとおり第2回千葉大学アカデミック・リンク・セミナーを開催するようです。

(千葉大学)(一部抜粋)

千葉大学アカデミック・リンク・セミナー(第2回)
求 む 、 電 子 書 籍 !
― 海外出版社の電子書籍戦略と大学教育における活用 ―

//日時//
 2011年7月27日(水) 13:30-16:30
//場所//
 キャンパス・イノベーションセンター東京 国際会議室
//主な内容//
■イントロダクション
『アカデミック・リンクのめざすところ』
 竹内 比呂也 氏 (千葉大学アカデミック・リンク・センター長)
■基調講演
『シュプリンガーにおける電子書籍の展開戦略』
  田辺 祐子 氏(シュプリンガー・ジャパン株式会社)
■事例報告
『電子書籍への道しるべ ~授業資料ナビ~』
 川本 一彦 氏(千葉大学アカデミック・リンク・センター)
■事例報告
『デジタルコースパック・プロジェクト - 授業資料電子化の試み』
 白川 優治 氏(千葉大学アカデミック・リンク・センター)
■報告
『書籍の電子化と著作権』
 長丁 光則 氏 (大日本印刷株式会社)

日本大学 著作権侵害行為に対する注意の呼びかけ

2010年5月28日
 

日本大学は、
学内のパソコンからファイル交換ソフトを利用した著作権侵害行為があったとして、学生および教職員に対して注意を呼びかけているようです。

(日本大学/2010.05.24)(一部抜粋)

著作権侵害行為について

このたび,学外の著作権保護団体から,大学のネットワーク環境につながった学内のパソコンを利用して,著作権侵害行為があったとの指摘を受けました。
許可無く次のような行為を行うことは,著作権侵害行為であり,多額の賠償請求や刑事罰を科せられることがあります。

・ファイル交換ソフトを使って,他人の著作物(音楽,映画,プログラム等)をコピーしたり,送受信したりすること。
・購入した音楽CDやマンガ,写真集の写真をホームページ上で流したり,公開したりすること。
・市販の音楽CDから編集テープを作成し,校内放送で流すこと。
・ひとつのソフトウェアを複数のパソコンにインストールすること。

ソフトウェアの不正コピーの禁止については,総合学術情報センターのポスター等で,かねてよりみなさんに協力をお願いしているところですが,改めて各種データやソフトウェアには,著作権があることを認識するとともに,著作権法を遵守するようお願いいたします。

『まんがFDハンドブック おしえて!FDマン』

2010年2月18日
 

京都FD開発推進センターは、
新任教員を対象にしたFDハンドブック『まんがFDハンドブック おしえて!FDマン』を作成しているようです。

(京都FD開発推進センター)(一部抜粋)

『まんがFDハンドブック おしえて!FDマン』を刊行しました

FD研修プログラムWGでは、主に新任教員を対象にした研修プログラムの開発を進めています。その一環としてFDハンドブックを作成し、連携大学の全教員に配付する運びとなりました。連携大学の一つである京都精華大学の事業推進室の協力を得て、読みやすく、わかりやすく、使ってもらえるマンガ版の授業ティップス集を意図したものです。

第1章 授業運営の工夫
Q1 最初の授業で、何を話せばよいでしょうか?
Q2 毎回の授業導入部では、何から始めたらよいでしょうか?
Q3 授業の終わりに次の授業につなげる工夫はありますか?
Q4 90分の時間配分はどうしたらよいでしょう?
Q5 授業時間に休憩は必要ですか?
Q6 レポート課題を出したいのですが、どのような課題にしたらよいでしょうか?
Q7 レポート課題を出したいのですが、分量や提出期限の設定にどのような配慮が必要ですか?
Q8 授業開始時に学生を集中させたいのですが、どうしたらよいでしょう?
Q9 学生が発言しやすい雰囲気を作りたいのですが、そんな方法はありますか?

第2章 さまざまな授業形態
Q10 パフォーマンスとして授業を捉えるとは、どういうことですか?
Q11 授業にディスカッションを取り入れたいのですが、どのような準備が必要ですか?
Q12 学生にグループで学習させるには、どのような準備と計画が必要ですか?
Q13 学生に自習課題を与えて、その成果を授業中に発表させたいと思います。どのような注意が必要ですか?
Q14 予習や復習を前提とした授業をしたいのですが、どのような方法が効果的でしょうか?

第3章 教材・教具の活用
Q15 特定の教科書を指定したほうがよいですか?
Q16 授業の中で教科書はどう使うのですか?
Q17 参考書はどう使ったらよいですか?
Q18 プリントを作るときの注意点を教えてください。
Q19 学生から板書してほしいと言われます。何をどのように書いたらよいのでしょうか?
Q20 学生から板書が読みにくいと言われます。どうしたらよいでしょうか?
Q21 ミニッツ・ペーパーって何ですか?
Q22 本の一部をコピーして授業中に配布したいのですが、著作権法に触れないのでしょうか?
Q23 授業中にテレビドラマの録画ビデオを見せたいのですが、著作権は大丈夫でしょうか?

第4章 こんな時、どうしたら...
Q24 TAには何を任せればよいでしょうか?
Q25 TAにはどのように接すればよいのでしょうか?任せてはいけないことはありますか?
Q26 私語に悩まされています。どのように注意したらよいでしょうか?
Q27 毎週、授業の遅刻者への対応に時間を取られます。何かよい方法はありませんか?
Q28 授業に出てこなくなった学生に対処したいのですが、どのようにしたらよいでしょうか?
Q29 障がいのある学生に対して、どのように接すればよいでしょうか?
Q30 留学生に対して、どのように接すればよいでしょうか?

京都学生アートオークション2009

2010年2月16日
 

財団法人大学コンソーシアム京都は、
京都の芸術系大学の学生の作品のオークション「京都学生アートオークション」を下記の通り開催するようです。

(大学コンソーシアム京都/2010.02.08)(一部抜粋)

京都学生アートオークション~Kyoto Student Art Auction ~(2009年度)

//開催趣旨//
 本事業は京都の芸術系大学に通う学生が作品を通して社会・市場に触れることで、「芸術家」としてのキャリアプランの導入部分を経験し、今後の進路形成の一助とするものです。作品を出品するだけでなく、5回の連続講座を受講してもらい、マーケットのしくみの勉強や今年は作品を制作する上での「著作権」の分野にも学習してもらい、卒業後の進路という出品者にとって一番身近な問題を身近な立場から講義をしてもらいます。
 そして京都の市民・企業が学生の作品を通して、出品者とコミュニケーションをすることで、産・学・地域連携による京都の地で芸術家を目指す学生を育てるしくみ、さらには新たなアートマーケット・コミュニケーションの場が生まれればと思います。今年度は、第1回から第5回までの講義を一般の方にも公開しますので、ご参加ください。

//日程//
 プレビュー(展示) 2010年2月9日(火)~14日(日)
 オークション     2010年2月14日(日)

//会場//
 キャンパスプラザ京都 1階 情報交流プラザ

オークションの参加方法などの詳細は大学コンソーシアム京都のサイトでご確認ください。

福岡教育大学 不正な行為があったとしてテキスト代金の返金

2009年8月 9日
 

福岡教育大学は、
同大学の教員が自作テキスト教材に著作権者に無許諾で文章を使用し、そのテキストを有償で販売してその収入金を大学に納めずに個人で保管したとして、代金を返金するなどの対応をおこなうようです。

(福岡教育大学/2009.07.31)(一部抜粋)

教育研究活動上の不正な行為について

//本件事案の概要//
平成17 年度から20 年度にかけて、本学のA 教員が研究費を使用して自作テキスト教材を印刷・製本し、大学内の授業、公開講座、教育職員免許法認定講習、教員免許状更新講習(予備講習)等の際に学生や受講者に対して有償で販売した。その収入金593,300 円を大学に納めずに個人で保管して大学の消耗品等の購入に充て、学外においても高校に指導に出向いた際に有償販売を行った。また、自作テキスト教材を作成する際に著作権者に無許諾で複製・転載を行った。

//結論//
研究活動不正防止調査委員会の報告に基づき、教育研究評議会の議を経て、学長により下記のとおり決定された。
(1)教員が研究費で作成した教材等を授業等で使用する場合は、無償で学生に配布することが通例である。よって、「国立大学法人福岡教育大学研究活動不正防止規程」(以下「不正防止規程」という。)に照らせば、研究費を使用して自作テキスト教材を印刷・製本して有償で販売し、その収入金を大学に納めずに個人で保管して大学の消耗品等の購入に充てたA 教員の行為は、研究費の不正使用(第2条第2号ニ)に該当する不正行為と認定する。
(2)自作テキスト教材を作成する際に著作権者に無許諾で複製・転載を行ったA 教員の行為は、「不正防止規程」の盗用( 第2条第2号ハ)に該当する不正行為と認定する。

『立命館アジア太平洋大学誕生物語―世界協学の大学づくり』

2009年5月 4日
 
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5 最初に取り組んだ人たち
5 新大学の創出記として記念碑的な書物
2 著作権者は誰だろうか?

ACCS、RIAJなどがファイル共有ソフトの利用について大学に要請文

2009年4月20日
 

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、日本レコード協会(RIAJ)、日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、ファイル共有ソフトの利用について学生に対する適切な指導を求める要請文と注意喚起リーフレットを、全国の大学等に送付するようです。

(コンピュータソフトウェア著作権協会/2009.04.17)(一部抜粋)

全国の大学・高専にファイル共有ソフトに関する要請文を送付

(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、(社)日本レコード協会(RIAJ)、日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、ファイル共有ソフトの利用について学生に対する適切な指導を求める要請文と注意喚起リーフレットを、全国の大学と高等専門学校810校(2,445学部)に対して、2009年4月15日より順次発送します。

 ACCS、RIAJ、JIMCAでは毎年、「ファイル共有ソフト利用実態調査」を共同で実施していますが、2008年9月に行った最新の調査によると、ファイル共有ソフトの「現在利用者」がインターネット利用者の10.3%との結果となり、調査を始めた2002年以来、現在利用者が初めて1割を超えました。また、Winnyをはじめとするファイル共有ソフトでやりとりされる音楽、映像、ソフトウェアなどのファイルの中には、著作権法で保護されている著作物が多く含まれています。

 3団体ではこの調査結果を重く受け止め、協力して対策に取り組んでいくことを決定し、その最初の活動として今回の要請文の送付を行うこととなりました。なおACCSでは、昨年にも同様の活動を行っていますが、特に教育機関においては卒業・入学により学生が年ごとに入れ替わることなどから、継続して要請を行うことが重要であると考えています。リーフレットでは、ファイル共有ソフトの利用は著作権侵害や情報漏えいなどに関するリスクが高いことを訴え、学生に利用をやめるよう指導いただくことを要請しています。

 なお、リーフレットの送付後には、ネットワークを巡回(クローリング)し、流通する情報を自動収集・分析する「P2Pファインダー」を使った調査を行い、ファイル共有ソフトへのアクセスが確認された大学・高等専門学校に対しては、更なる注意喚起や具体的な対策を求めることも予定しております。

 ACCS、RIAJ、JIMCAは、今後とも著作権侵害のない社会を目指して活動を行っていきます。

『学術論文のための著作権Q&A 新訂2版―著作権法に則った「論文作法」』

2008年3月23日
 
学術論文のための著作権Q&A 新訂2版―著作権法に則った「論文作法」
宮田 昇
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京都大学 入試シーズンの風物詩「折田先生像」

2008年3月 3日
 

京都大学には、
入試シーズンの風物詩ともいえる「折田先生像」というものがあるようです。

京都大学の高等教育研究開発推進機構のサイトに以下のようなコメントが掲載されていました。

(京都大学/2008.02.29)(一部抜粋)

平成20年度版 折田先生像について

毎年、入試の時期になりますと、吉田南構内の広場に色々なキャラクターに扮した折田先生像が突如として建立されますが、今年は「てんどんまん」に扮して登場しました。昨年はポコちゃんでした。出来映えが素晴らしいので制作者は誰なのか、学生、卒業生、学外者等々諸説紛々ですが、全く分かっていません。
今年も出た!と楽しみにされている方がおられる一方、あのような物を置くことを許していいのかという方もおられます。機構としましては、吉田南構内の風物詩の一つとして一定の期間状況を見守っています。ただ、この数年は何者かによって壊されることが続いております。悪戯なのか気に入らないのか動機は定かではありませんが、誰のものであれ創作物を壊すという行為は、最も悪質で下劣で野蛮な行為です。今年はそのようなことがないように、無事折田先生像が役目を全うされることを望んでいます。

余りに出来映えが良かったのか、2月25日の京都新聞電子版に掲載されるとすぐに、アンパンマンの一連の著作権を有している企業から問い合わせがきました。実状を説明した結果、撤去要求はしないが著作物のイメージを損なわないようにして欲しいとの要請がありました。本学が著作権を侵害しているわけではありませんが、大学の管理区域に置かれている以上、その要請を無視するわけにはいきません。一番望ましいのは制作者が判断して自主的に撤去されることですが、それがかなわない場合は、折田先生像が風雨に打たれ、誰がみてもみすぼらしい可哀相だということになった際に、当方で撤去せざるを得ないと考えています。この記事を読まれた方で制作者をご存じの方は、ご連絡いただければ幸いです。

[関連サイト]
折田先生像 - Wikipedia
折田先生を讃える会

大阪電気通信大学 大学院生がウイルス作成で逮捕

2008年1月29日
 

大阪電気通信大学の大学院生が、著作権法違反で逮捕されました。

アニメの画像入りのコンピュータウイルスを作成し、「Winny」で広めていたようです。
(なお、コンピュータウイルスの作成を直接処罰する法律は国内にないため著作権法違反での逮捕のようです。)

大学院生の逮捕をうけて、大阪電気通信大学は記者会見をひらいているようです。

(大阪電気通信大学/2008.01.24)(抜粋)

大学院生の逮捕について

本日1月24日、本学の大学院生が著作権法違反の容疑で逮捕されました。
特に、情報倫理教育を重視し実践していた本学としては、誠に残念でなりません。

容疑の詳細については、現時点で把握できておりませんが、早急に事実確認を行い、該当学生には適切な処分を行います。

学内から法令に触れる容疑者が出たことについて、世間の皆様をはじめ、関係各方面の方々、および在学生、保護者、卒業生の皆様に深くお詫び申し上げます。なお、今後とも情報倫理教育を強化していく所存です。

→続きを読む

紀伊国屋書店がNetLibraryの販売を開始

2007年11月 9日
 

紀伊国屋書店は、電子書籍の販売を始めたようです。

(紀伊国屋書店)(一部抜粋)

NetLibrary eBook

■NetLibraryの特長
・学術系eBookを120,000タイトル以上含むコレクションで、欧米の優良出版社の多数(400以上)が参加しています。
・全世界で約15,000の機関が利用しています。
・eBookはタイトル単位の買い切り商品となっています。
・書架スペースの問題に頭を悩ませることはありません。
・保管、破損、紛失などの問題を考える必要がありません。
・インターネットとWebブラウザだけで閲覧でき、専用デバイスやリーダーは必要ありません。(※一部、Adobe® Reader使用)
・NetLibraryのeBookすべて(未購入を含む)の横断検索・全文検索が可能です。
・著作権の範囲内でコピーまたは印刷することができます。
・内蔵辞書で、単語の意味や発音をその場で調べることができます。
・eBookのページに個人専用の付箋やメモを記録することができます。
・利用統計の確認、貸出管理などを行える管理用ツールがあります。
・購入したeBookには、目録データ(MARC21またはNACSIS-CAT VTSS形式)が提供されます。
・多言語インタフェース(日・英・仏・独・西・中・韓・タイ)を用意しています。



『慶応義塾の記』

2007年10月31日
 

著者の没後50年を経て著作権の消滅した文学作品を収集・公開している「青空文庫」というサイトがあります。

その「青空文庫」に、
『福沢諭吉教育論集』の『慶応義塾の記』という作品が公開されていました。

(青空文庫)(一部抜粋)

図書カード:No.47151 慶応義塾の記

今ここに会社を立てて義塾を創(はじ)め、同志諸子、相ともに講究切磋(せっさ)し、もって洋学に従事するや、事、もと私(わたくし)にあらず、広くこれを世に公(おおやけ)にし、士民(しみん)を問わずいやしくも志あるものをして来学せしめんを欲するなり。
 そもそも洋学のよって興(おこ)りしその始を尋ぬるに、昔、享保の頃、長崎の訳官某等(ら)、和蘭通市の便を計り、その国の書を読み習わんことを訴えしが、速やかに允可(いんか)を賜りぬ。すなわち我が邦の人、横行(おうこう)の文字を読み習うるの始めなり。
 その後、宝暦明和の頃、青木昆陽、命を奉じてその学を首唱し、また前野蘭化、桂川甫周(ほしゅう)、杉田斎(いさい)等起り、専精してもって和蘭の学に志し、相ともに切磋(せっさ)し、おのおの得るところありといえども、洋学草昧(そうまい)の世なれば、書籍(しょじゃく)はなはだ乏(とぼ)しく、かつ、これを学ぶに師友なければ、遠く長崎の訳官についてその疑を叩(た)たき、たまたま和蘭人に逢わばその実を質(ただ)せり。けだしこの人々いずれも英邁卓絶の士なれば、ひたすら自レ我作レ古(われよりいにしえをなす)の業(わざ)にのみ心をゆだね、日夜研精し寝食を忘るるにいたれり。あるいは伝う、蘭化翁、長崎に往きて和蘭語七百余言を学び得たりと。これによって古人、力を用ゆるの切なると、その学の難きとを察すべし。その後、大槻玄沢(げんたく)、宇田川槐園(かいえん)等継起(けいき)し、降りて天保弘化の際にいたり、宇田川榛斎(しんさい)父子、坪井信道、箕作阮甫(げんぽ)、杉田成卿(せいけい)兄弟および緒方洪庵等、接踵(せっしょう)輩出せり。この際や読書訳文の法、ようやく開け、諸家翻訳の書、陸続、世に出ずるといえども、おおむね和蘭の医籍に止まりて、かたわらその窮理(きゅうり)、天文、地理、化学等の数科に及ぶのみ。ゆえに当時、この学を称して蘭学といえり。...(以下略)...


[関連サイト]
青空文庫

サイバー大学  「ブリタニカ・オンライン・ジャパン」を導入

2007年10月 7日
 

サイバー大学は、
ブリタニカ・ジャパン株式会社が提供する「ブリタニカ・オンライン・ジャパン」を導入し、学生および教職員向けに提供を始めたようです。

(サイバー大学/2007.10.04)(一部抜粋)

サイバー大学 「ブリタニカ・オンライン・ジャパン」を導入
~ インターネットにおける著作権教育を推進 ~

すべての授業をインターネットで行う「サイバー大学」は、ブリタニカ・ジャパン株式会社がオンライン提供する「ブリタニカ・オンライン・ジャパン(略称:BOLJ)」を、本年10月5日より導入し、サイバー大学の学生および教職員向けに提供を始めます。

BOLJは、ブリタニカ国際大百科事典(小項目事典、大項目事典)とブリタニカ国際年鑑のコンテンツをデータベース化したオンラインサービスです。また、英語のEncyclopædia Britannica Onlineもあわせて利用できます。

多種多様な情報が存在するインターネット空間では、著作権のある画像や文献などの利用を規制することが難しく、適切な利用方法を知らないユーザーによる著作物の二次利用、意図しない著作権侵害が散見されます。これに対して、各大学および初等中等・高等教育機関は、著作権教育の取り組みをあらゆる形で試みるなか、本学はブリタニカの充実した画像、地図、文献並みの百科事典を提供し、インターネット上で著作物を引用する方法について教員が学生に適切な指導をしていくことで、著作権教育を推進してまいります。

サイバー大学は、ブリタニカの利用を推奨することで、インターネット大学として必要な道徳教育を行うとともに、今後も教育サービスの拡充に努めてまいります。

慶應義塾大学 Googleブック検索図書館プロジェクトと連携

2007年7月13日
 

慶應義塾大学は、
Googleの「Googleブック検索図書館プロジェクト」と連携して、慶應義塾図書館の蔵書等のデジタル化(著作権保護期間が満了したもの)を行うようです。
デジタル化された蔵書は随時公開されるそうです。


(慶應義塾大学/2007.07.09)(一部抜粋)

「デジタル時代の知の構築」に向け、Googleとの連携による図書館蔵書のデジタル化と世界にむけての公開を決定

 このたび慶應義塾は、創立150年記念事業の一環として、Googleが世界で展開しているGoogleブック検索図書館プロジェクトと連携し、慶應義塾図書館が保有する蔵書等のデジタル化と公開を共同で行うことに正式に合意、7月6日に記者発表を行いました。

 このプロジェクトは、海外ではすでに、ミシガン大学、ハーバード大学、スタンフォード大学、オックスフォード大学など北米、ヨーロッパの25機関と連携して展開されていますが、欧米以外の地域では、慶應義塾大学が初めてとなります。

 具体的には、慶應義塾図書館の所蔵する蔵書の中で、著作権保護期間が満了した約12万冊をデジタル化し、GoogleのGoogleブック検索を通じて、世界に公開します。12万冊の内訳は、明治初期までに日本で発行された和装本と、明治・大正期・昭和前期の日本語図書となります。その中には、福澤諭吉の数々の著書も含まれます。慶應義塾関係書籍については先行してデジタル化され、デジタル化が完了した資料は随時公開されます。

 これにより、慶應義塾図書館が推進している来館型と非来館型(ネットワークを通じた図書館サービスの利用)双方を包含するハイブリッド(混合)型サービスの進展を加速することができます。また、慶應義塾はかねてより、学内にアナログ情報として存在する学術情報、技術情報や図書館の蔵書といった様々な「知」をデジタル化し、グローバルな公開と流通を意図した「デジタル時代の知の構築(注)」活動の推進を行っており、今回の連携はその展開の大きなステップとなります。

[関連サイト]
Googleブック検索図書館プロジェクト

ソフトウエア適正管理のガイドライン(私立大学情報教育協会)

2007年7月 6日
 

私立大学情報教育協会は、
大学におけるソフトウエアの適正利用の実現を推進する目的として「ソフトウエア適正管理のガイドライン」を作成しています。

(私立大学情報教育協会/2007.03.29)(一部抜粋)

ソフトウエア適正管理のガイドライン

本協会では、情報化の普及拡大に伴い、著作権をはじめとする情報の取り扱いについて加害を防止するため、平成5年度に教育機関において情報倫理教育の実施を提言するとともに、平成7年度より補助金によるソフトウエアの半額助成を実現し、私立大学での法令順守の実質化を推進してきた。しかしながら昨今、国立大学法人をはじめ私立大学においてもソフトウエアのライセンス取得が必ずしも十分に処理されているとは言えないことに配慮して、本協会として加盟大学に対してソフトウエアの適正使用を徹底すべく、大学として取り組むべきガイドラインを作成した。

→続きを読む

教育著作権セミナー(メディア教育開発センター)

2007年6月 8日
 

メディア教育開発センター主催で、
教育著作権セミナーが下記の日程で開催されるようです。

(メディア教育開発センター)(一部抜粋)

教育著作権セミナー

//日時・場所//
金沢大学会場
 2007. 6.14(木)13:00-17:00

 金沢大学角間キャンパス自然科学研究科
  図書館棟1階大会議室

東京大学会場
 2007. 6.25(月)13:00-17:00
 東京大学本郷キャンパス 山上会館大会議室

※この「教育著作権セミナー」は全国各地で開催されます。金沢・東京会場以外はまた後日ご紹介いたします。

「eラーニングの現状と今後の展望、およびITコンテンツによる大学の公開及び大学の広報戦略」(日本私学経営活性化協会)

2006年11月 4日
 

2006.11.20に日本私学経営活性化協会主催で、
「eラーニングの現状と今後の展望、およびITコンテンツによる大学の公開及び大学の広報戦略」というテーマでセミナーが開催されます。

eラーニング、ITコンテンツ、広報戦略・・・盛りだくさんですね。

(日本私学経営活性化協会)(一部抜粋)

「eラーニングの現状と今後の展望、およびITコンテンツによる大学の公開及び大学の広報戦略」

//日時//
 平成18年11月20日(月) 13:00~16:30

//会場//
 青山ナジックプラザセミナールーム
 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル15階

//内容//

■演題「eラーニングの現状と今後の展望~私学経営に役立つ新しい学習者の獲得を目指して」
講師 清水 康敬 先生(独立行政法人メディア教育開発センター理事長)
 1)海外のeラーニング事情
 2)日本の大学におけるeラーニングの状況
 3)高等教育におけるeラーニングの質保障
 4)eラーニングコンテンツの共有化
 5)eラーニングと著作権
 6)eラーニングの今後とNIMEの支援

■演題「大学における講義情報公開(OCW:オープンコースウェア)の現状と展望
福原 美三 先生(慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ総合研究機構教授)
 1)OCWの歴史
 2)世界のOCW活動の現状
 3)日本のOCW活動の現状
 4)OCWの意義と期待される効果
 5)課題と今後の展望