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『世界のラーニング・コモンズ』

2015年4月13日
 
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創価大学 2013年9月に「ラーニング・コモンズ"SPACe"」を開設予定

2013年8月23日
 

創価大学では、
中央教育棟に「ラーニング・コモンズ"SPACe"」を設置準備中であり、2013.09.12にオープンされるようです。

(創価大学/2013.08.19)(一部抜粋)

9月12日(木)に「ラーニング・コモンズ"SPACe"」がオープン予定!


 創価大学では、現在中央教育棟の使用開始に向け、移転などの準備を着々と進めていますが、この中央教育棟には、注目の「ラーニング・コモンズ"SPACe"」が設置され、9月12日(木)にオープンを迎えます。

 ラーニング・コモンズとは、豊富な文献・映像資料を有する従来の図書館に語学教育をバックアップするWLC(ワールドランゲージセンター)やチッチャットクラブと自学指導などの学習支援プログラムを提供するCETL(教育・学習支援センター)が合体し、効率的に学習を進めるための人的な支援を含めた今までにない学生の総合的な学習サポート施設です。その名称は「総合学習支援センター(Student Performance Acceleration Center)」の英文表記の頭文字をとって、SPACe(スペース)としました。...(略)...

[関連サイト]
「ラーニング・コモンズ"SPACe"」ホームページ

ラーニングコモンズと学習支援(「情報の科学と技術」61巻12号)

2011年12月 2日
 

東京大学大学院 情報学環 学際情報学府の山内先生が執筆された「ラーニングコモンズと学習支援」という論文のPDFデータが閲覧可能です。

(東京大学大学院 情報学環 学際情報学府 山内研究室2011.11.30)(一部抜粋)

【原稿掲載】ラーニングコモンズと学習支援

...(略)...
【要旨】本稿では,米国の大学図書館における学習支援の系譜と大学の学習支援組織をレビューした上で,日米の大学における学習支援の位置づけの違いを明らかにし,その差がラーニングコモンズの展開に与えている影響について考察を行う。結果として,大学進学率と中退率の差,大学に設置されている学習支援組織の差,学習支援組織を支える仕組みの差,インフォメーションコモンズの不在という4 つの相違点が明らかになり,相違を前提とした日本型ラーニングコモンズの学習支援について提案する。...(略)...

http://dl.dropbox.com/u/45525442/lc.pdf

「情報の科学と技術 Vol. 61 (2011), No.12」

2011年12月 2日
 

情報科学技術協会の会誌「情報の科学と技術」のVol. 61では、「ラーニングコモンズと利用者サポート」について特集されています。

(情報科学技術協会)(一部抜粋)

「情報の科学と技術」
Vol. 61 (2011), No.12

特集 : 「ラーニングコモンズと利用者サポート」の編集にあたって
 近年,学生におけるレポート作成スキル,若手社員の研究スキル低下などがフォーカスされている。事実,インターネット上の情報を自身のレポートに無断引用するなどの事件もよく耳にする。一方で,デジタルメディアとインターネットに精通し,新しいコミュニケーションスタイルを身に付けた若者が次々と生まれている。
 このような背景の中,ライブラリーは利用者環境の変化に適応したサポートが求められている。物理的に蔵書を蓄積・提供するという役目だけでなく,ライティングやプレゼンテーションなどをライブラリ・スタッフが指導するような学習支援としてのあり方について注目し「ラーニングコモンズと利用者サポート」について特集した。
 本特集では,多くの実例をまじえて日本の大学・機関におけるラーニングコモンズや利用者サポートを中心に論じていただいた。
 今号の総論に位置づけられる東京大学大学院の山内祐平氏には日本型ラーニングコモンズと学習支援について論じていただいた。日米の大学における学習支援の位置づけの違いを明らかにし,その差が日本においてラーニングコモンズの展開にどのような影響を与えているかについて考察いただいている。
 大学図書館の具体的な実例として,国際基督教大学図書館の畠山珠美氏よりラーニングコモンズの機能の1つとしてライティング・センターの構想から実現について解説いただいた。また,お茶の水女子大学図書館の廣田未来氏より学生と図書館職員の協働プログラム「LiSA」について解説いただいた。
 公共図書館の具体的な実例として,都立中央図書館の青野正太氏,余野桃子氏より利用者サポートの実践についてインターネット検索講習会やEメールを活用したレファレンス事例等について解説いただいた。
 大学図書館とデータベース提供元企業の取り組みとして,トムソン・ロイターの矢田俊文氏,広島大学図書館の庄ゆかり氏,九州大学図書館の野原ゆかり氏よりデジタルネイティブ世代の利用者サポートについてウェビナーを使った講習会の実例を解説いただいた。
 Web2.0と呼ばれた時代からWeb3.0に,ブロードバンドネットワークやクラウドサービスの普及など急速に利用者環境は発展し,利用者のニーズやスキルも多種多様となりつつある。いかにライブラリーやスタッフの方々が利用者に対し適材適所に情報を提供できるか,本特集号が今後の参考となれば幸いである。
(会誌編集担当委員:松下豊(主査),小山信弥,立石亜紀子,森嶋桃子)